どもっす!パンオレです✌( ՞ਊ ՞)✌

せっかく光ったのに――倒してしまった、逃げられた、リセットして消えた。
色違い厳選には、誰もが一度は通る“失敗あるある”があります。

焦りや操作ミス、準備不足など、それぞれにちゃんと原因と対処法(=処方箋)があります。
この記事では、色違いを逃さないために知っておきたい「よくある失敗」と「再発防止策」を症状別に10個紹介します。

これを読めば次こそは捕まえられるよ!

🩺 症状1:色違いを倒してしまった

慌ててAボタンを押してしまい、気づいたら相手ポケモンが向こう側で倒れていた…。
光った瞬間の興奮と反射神経が、最悪の形で手を動かす。
これ、誰でも一度は通る“反射事故”です。

主な原因

・ボタン連打する癖がついてしまっている
・使う技で与えるダメージ量を把握できていない

要は普段の厳選や通常色と遭遇したときと、同じノリで無意識に操作していることが原因。
色違いが出たという事実と一時の集中力をきちんと保つことが大切です。

💊処方箋(対処法)
・不意の遭遇に備え、捕獲用ポケモン(みねうち・催眠技持ちなど)を常に携行
・戦闘に出すポケモンの一番上の技に「相手を倒せる技」を設定しない
・確証がないまま無暗にダメージを与えない
・コマンドを入力する前に一呼吸。落ち着いてから操作

ちなみに、ポケモンSVやレジェンズアルセウス、剣盾などシンボルエンカウントを採用している作品では、シンボルの目の前でセーブすることで基本的にそのシンボルを出現させたままにすることが可能です。
いざという時の保険として、遭遇したらまず「レポート」することも徹底しましょう。


🩺 症状2:色違いに逃げられた

色違いに遭遇して喜んでいたのも束の間、一瞬の油断でその喜びは絶望の淵に追いやられる…。
あの「逃げられた!」の瞬間、息が止まるほどのショックですよね。
捕獲できるその“瞬間”まで油断してはいけません。

主な原因

・相手ポケモンに戦闘強制終了技や離脱技を使われてしまう
 (例:テレポート、ほえる、ふきとばし など)

相手を把握しないと、予期せぬ技で戦闘が強制終了しそのまま逃げられてしまいます。
これらの問題は厳選前に対象ポケモンのことをシッカリ調べ上げれば事前に防ぐことが可能です。
起きてしまう前に事前に相手を調査する習慣をつけましょう。

💊処方箋(対処法)
事前に相手の調査をする習慣をつけましょう。
・事前に厳選対象ポケモンの覚える技と出現レベルを把握する
・戦闘強制終了技や離脱技があれば対策を講じる

具体的な対策としては、以下のようなものがあります。

テレポート

  • 特性「かげふみ」や「ありじごく」などバインド系特性で逃げられなくする
  • 技「くろいまなざし」などで逃げられなくする

ほえる・ふきとばし

作品によってこちらのレベルが高いほど失敗する仕様がありますが確実に防ぐなら以下の方法があります。

  • 特性「ぼうおん」で無効化する(ほえるの対策)
  • 特性「きゅうばん」「ばんけん」で無効化する
  • 技「ねをはる」を使う

また、共通の対策としては技「ふういん」や「ちょうはつ」で技を使えなくするという方法も有効です。


🩺 症状3:ついうっかり誤ってリセット・消してしまった

↑ニコ生にて。特に第七世代はリセットした瞬間がはっきり残るから辛い。。。

「出た!」の直後に条件反射でリセット・リポップ。
長時間の厳選で“体が勝手に動く”状態になったときに陥りやすい事故です

主な原因

・行動が無意識にルーチン化(視認よりも手が勝手に動くようになってしまっている)
・リセット・リポップまでの導線が短く、判断の余地を残していない。

この問題の対処は非常に難しく、意識の問題だけで防ごうとしてはいけません。
つまり「気を付ける」だけではなく、無意識の流れそのものにテコ入れする必要があります。
完全解決は難しくとも、以下に示す方法を試すことで反射的な誤操作を可能な限り減らすことが出来ます。

💊処方箋(対処法)
黙々と手を動かすだけの流れに別の要素を加えてみましょう。
・1匹1匹のリセット・リポップで対象ポケモンをしっかり視認
 (身体の特定の場所を見る、シンボルが湧ききったらリポップするなど)
・色違いの厳選回数を数えてみる

「色違いの厳選回数を数える」についてですが、単に厳選回数を記録付けできるだけでなく、
色違いかどうか視認 ⇒ カウントする ⇒ リセット・リポップ
とすることでリセット・リポップごとに呼吸を挟む習慣を作ることができます。

カウンターはスマホアプリでもいいですが、以下のような「カチッ」と音が出る数取り器を用意することで指と脳のリズムに影響を与え反射動作が起きにくくなるでしょう。


🩺 症状4:肝心なところでの捕獲ボール忘れ・ボール切れ

捕まえようとしたときにボールがない――典型的・慢性ミス。
どんなベテランも一度はやらかす“確認忘れ”だと思います。
特にオシャボ勢は、在庫不足による悲劇の報告が後を絶ちません。

💊処方箋(対処法)
どのボールに入れたら最も満足できるか、厳選を決めたら考えましょう。
・捕獲したいボールを決める
・ボールが決まったらすぐ在庫を確認し、捕獲に必要な個数を割り出す

捕獲に必要な個数は以下のサイトで計算可能です。
(英語のみのサイトですが使い方を以下で解説します)

サイトを開いたらまずは「Other catch rate calculators」で厳選する作品の世代を選びます。

次に捕まえたいポケモンとレベル、残り体力を設定します。
※ポケモン名は英語で入力、レベルと残り体力は半角で入力

最後に捕獲に使うボールと状態異常の有無を設定します。

設定し終わると自動で結果が出力されます。

ちなみに今回の結果(フシギダネLv20をモンスターボール捕獲)

  • 1回当たり6.249%の捕獲率
  • 捕獲率50%を超えるには「11回」投げる必要がある
  • 捕獲率95%を超えるには「47回」投げる必要がある

つまりこのケースでは50球くらい用意すればほとんどの場合捕獲できるということになります。
数字で実際に捕獲率を計算すると「おもいのほかボールが必要だった」ということに気づくことができ事故防止につながります。


🩺 症状5:相手PPが切れ悪あがき自滅

意外と見落としがちな問題のひとつ。
捕獲に集中していると、相手のPP(技の残り回数)まで気が回らず、気づけば自滅…という悲しい展開になりがちです。
特にこの症状が起きやすいのは、伝説ポケモンなど捕獲率が極端に低い相手。長期戦になりやすいほど、PP切れのリスクは高まります。

💊処方箋(対処法)
相手の技構成とPP数を事前に調べ、少なすぎないかを判断する。
・4つの合計技PPが30~40程度なら要注意
・相手の技PPを回復させる手段を捕獲PTに用意しておく
・特性「プレッシャー」持ちのポケモンを捕獲PTに入れない

相手のPPを回復させるコンボは主に2つ。第五世代BW以降であれば後者がおすすめ。

第四世代:ヒメリのみ&なげつけるループ

アイテム「ヒメリのみ」を相手に「なげつける」でぶつけることで、技のPPを回復させることができます。
技「リサイクル」で消費したヒメリを回収しつつループさせる仕組みですが、操作に少し慣れが必要。
捕獲用の構成としては定番です。

第五世代以降:しゅうかく&ヒメリのみループ

第五世代BW以降であればこちらがラクなのでおすすめです。
特性「しゅうかく」を持つポケモンで「スキルスワップ」を使い、ヒメリのみを相手に持たせておけば、自動でPPを回復してくれます。
PP切れによる「悪あがき事故」を防ぎつつ、落ち着いて捕獲を狙える方法です。

伝説ポケモンなどは作品ごとに固定のレベルで出現するので、技構成を調べるのはそう難しくないでしょう。手っ取り速い方法は一度「マスターボール」で捕獲して直接技構成を見てしまうことです。

ちなみに私が運営する「色廃集会所」では様々なポケモンの捕獲指南について、匿名でユーザが掲示板に情報を投稿しています。厳選したいポケモンの情報がないか確認してみましょう。


🩺 症状6:自分がPP切れ

気づけば自分のポケモンもPPが尽きていた――。
PP管理は相手よりも自分の方が見落としやすくなりがちで、特に捕獲役を固定していると起こりがちです。

💊処方箋(対処法)
対処し過ぎる症状でもないですが、自分が納得できるラインでPP対策を整えておきましょう。
・相手に使う予定の「ヒメリのみ」を余剰に栽培しておく
・ピーピーリカバーなどのPP回復アイテムを常備する
・しゅうかく&ヒメリのみループを自分にも行う
・不安なら捕獲役を複数用意しておく

しゅうかく&ヒメリのみループを自分に行う場合は、技「なりきり」を覚え、かつ「ヒメリのみ」を持ったポケモンを用意しましょう。
相手の特性を「しゅうかく」に変えた後、自分が「なりきり」でその特性をコピーすれば、自分側でもヒメリのみの効果を循環させ、PPを無限に回復できます。

特に第七世代(SM・USUM)での「仲間呼び連鎖」厳選では、このテクニックは必修レベル。
長期戦に挑むなら、事前に一度練習しておくと安心です。


🩺 症状7:反動・自滅技によって自滅される

「だいばくはつ」や「とっしん」など、反動技や自滅技によって相手が退場してしまうパターンです。
予測しやすいのに、つい見落としてしまいがちな問題でもあります。

💊処方箋(対処法)
技構成をチェックしたうえで必要な対策を講じましょう。
・そもそも相手の技が通らないよう捕獲PTを構築する
・いかにも自滅しそうなポケモン(マルマイン、マタドガス、ゴースト系)に遭遇した場合は警戒する

反動技・自滅技の主な対処法は次の通りです。

反動技(とっしん・すてみタックル・フレアドライブなど)

  • タイプや特性で技そのものを無効化する
     例:ノーマル技ならゴーストタイプを出す、フレアドライブは特性「もらいび」で受けるなど
  • 技「ふういん」で技を使えなくする
  • 技「みねうち」でHPを1にしない(過度に体力を削りすぎない)

自滅技(じばく・だいばくはつ・ゴーストタイプが使うのろいなど)

  • 特性「しめりけ」で無効化する(じばく・だいばくはつの対策)
  • 技「みがわり」でのろいを無効化(第四世代まで)
  • 技「ふういん」や「ちょうはつ」で使えなくする

もちろんポケモンSVなどのシンボルエンカウントを採用した作品なら「症状1」で説明したシンボル前レポートも有効です。不意の自爆で悲しい思いをしないよう、捕獲前の段階で技構成をしっかり確認しておきましょう。


🩺 症状8:スリップダメージで倒れる(状態異常・天候)

毒や火傷などの状態異常、そして砂嵐や霰による天候ダメージも見落としがちな要因です。
特に捕獲を長引かせるほど、思わぬスリップダメージで相手が倒れてしまう危険があります。

💊処方箋(対処法)
スリップダメージに頼らない、もしくは発生させないことが大切です。
・麻痺や眠り以外の状態異常を付与しない
・特性「ほうし」「ほのおのからだ」など、思わぬ状態異常を誘発するものを避ける
・天候は技や特性で無効化、もしくは発生しない日時を選ぶ

よく利用される捕獲要員が持ちやすい特性も注意しましょう。
たとえば「キノガッサ」や「パラセクト」などは特性「ほうし」で状態異常を引き起こすことがあります。
その場合特性カプセルなどで変更するか、捕獲要員を厳選し直してから挑むのが安全です。

また、天候については以下のような対策が取れます。

・技「にほんばれ」「あまごい」で上書き(第七世代以前)
・特性「ひでり」「あめふらし」で上書き(第七世代以前)
・特性「ノーてんき」「エアロック」で無効化
・特性「マジックガード」を相手にスキルスワップする
・持ち物「ぼうじんゴーグル」を相手に渡して無効化(砂嵐、霰)

ポケモンSVや剣盾は日付や時間によりフィールド天候が入れ替わります。
特定の天候でしか出現しないポケモンではないなら、無理にこちらが不利になる天候で色違い厳選する理由はありません。日付や時間を厳選しやすいものに変更してしまうのも手です。

参考:剣盾は日付ごとにすべてのフィールドが同じ天候になる日があります。


🩺 症状9:フィールド効果忘れ

頻繁に起こるわけではありませんが、たまにフィールド効果を失念して思わぬミスにつながることがあります。
特に眠りを狙うとき、フィールドによる無効化でチャンスを逃すケースも少なくありません。

💊処方箋(対処法)
フィールドが発動している場所では、以下の点に注意しましょう。
・エレキフィールド、ミストフィールド下では状態異常技を使わない
・必要に応じて、別のフィールドで上書きするか無効化する

フィールド技は現在4種類ありますが、
色違い捕獲で特に注意すべきは「エレキフィールド」と「ミストフィールド」の2つです。

エレキフィールド

  • でんきタイプの技の威力が上昇
  • 地面にいるポケモンはねむり状態およびねむけ状態(=あくびを当てた状態)にならない

ミストフィールド

  • ドラゴン技の威力が半減
  • 地面にいるポケモンは状態異常・混乱状態にならない

これらのフィールドは特定の状態異常を完全に防ぐため、
麻痺や眠りで捕獲する際はあらかじめ解除しておくことが重要です。

ちなみに技「きりばらい」で解除するか別のフィールド技で上書きが可能ですが、剣盾のワイルドエリアで常時発生しているフィールドは解除できない仕様となっています。


🩺 症状10:ボックスいっぱい

最後に紹介するのは、地味ながら意外と厄介なこの問題。
最新作ではボックス数が多いため気づきにくく、満杯のまま捕獲しないよう注意が必要です。

💊処方箋(対処法)
色違いを捕獲したら、定期的にボックス整理もしましょう。
・色違い専用の管理ボックスを用意し、整理を習慣化する
・すぐ使わない色違いはポケモンHOMEなど外部ストレージに移して保管する

なかなか遭遇しないレアケースではありますが、いざという時に発生すると非常に面倒です。
定期的に整理しておくだけで、次の捕獲に余裕が生まれます。


まとめ

色違い厳選では、プレイヤーの集中力や環境、日々の習慣によって思わぬミスが起こります。
些細な問題でも一度立ち止まって見直すことが、未来の自分を救うキッカケになるかもしれないですね。
小さな油断が大きな後悔になる前に――。
あなたの厳選が、最後の瞬間まで光り続けますように!

でわでわっ( ՞ਊ ՞)ノシ

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